流れで捉えるマーケティング講座
仕事で使える、役に立つマーケティング
流れで捉えるマーケティング講座
マーケティングは、とても不思議なビジネス用語です。
誰もが何となく、わかったようなつもりでいる。でも「わかりやすく説明して!」と言われたら、おそらくみんな答えに詰まってしまう。単純に調査(マーケティングリサーチですね)や広告宣伝のことと思っている人も多いようですが、これも違う。
本来のマーケティングとは、商品やサービスを創り出して、お客様に届けるまでの一連の流れのこと。つまり、マーケティングとは企業活動そのものです。だから、欧米企業でトップになる人には、マーケティングのキャリアが必ず求められるのです。
だからといって何も「難しい」ことはありません。自分が何かモノを買うときの理由を考えてみてください。そこにマーケティングのエッセンスがあります。
マーケティングの流れを、豊富な事例と共に学びましょう。マーケティングを理解し、使えるようになれば、仕事がぐっとおもしろくなること、間違いなしです。
講座カリキュラム
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第1回 マーケティングがビジネスを動かす
マーケティングを一連の活動の流れとして捉え、基本となる価値と対価の関係を理解します。あらゆるビジネスは、価値と対価の交換、つまりお金(=対価)を払って、商品やサービス(=価値)を手に入れます。どんな価値が求められているのかを探り、自社だけの差別化された価値を創り出し、お客様の手元に届ける。こうした一連の活動の流れとしてマーケティングの全体像を理解します。日時 10月21日(火)AM7:15~8:15 講師 竹林篤実 場所 share KARASUMA -
第2回 自社を取り巻く外部の環境を知ろう
政治、経済、社会環境や新技術など事業に影響を与える世の中の動きは、どうなっているのでしょうか。あるいは競合他社の動向やお客さまのニーズは掴めているでしょうか。マーケティングの基本となるPEST分析と3C分析を身につけましょう。分析といっても特殊な能力や技術は不要です。ほんの少しの根気があれば、誰でも簡単にできます。日時 10月28日(火)AM7:15~8:15 講師 竹林篤実 場所 share KARASUMA -
第3回 自社内のビジネスの流れを確認する
お客様に提供する価値を、自社内でどのように創り出しているのか。専門用語でいうバリューチェーンをじっくり見れば、自社の強み弱みが浮かび上がってきます。Amazonは従来の書店とどこか違うのか、LCCとそれまでのエアラインとの違いは何か。各社の儲けの構造の違いを解き明かしてみましょう。日時 11月4日(火)AM7:15~8:15 講師 竹林篤実 場所 share KARASUMA -
第4回 勝てる基本戦略の立て方を理解する
自社だけの強みを活かして、狙い定めた相手にアピールする。戦略の作り方をマスターします。外部環境には、自社にとって追い風になる要素と逆風になる要素があります。もちろん追い風を最大限活かすのが鉄則です。その上で自社の強みを引き出すためには、どういう戦略を取ればよいか。どの市場で、誰を顧客として狙い、他社とどう差別化するのか。マーケティングのキモ「SWOT」と「STP」をマスターします。日時 11月11日(火)AM7:15~8:15 講師 竹林篤実 場所 share KARASUMA -
第5回 商品=お客様にとっての価値は何か
価値とは、お客様がその商品やサービスを買う理由です。似たような商品が数多く出回っている中で、自社の商品を選んでもらうためには、お客様にどのような価値を提供すればよいのでしょうか。差別化を考える上でのカギとなる「価値の三層構造」の考え方に精通しましょう。日時 11月18日(火)AM7:15~8:15 講師 竹林篤実 場所 share KARASUMA -
第6回 価格=お客様に納得してもらうために
利益は価格で決まります。そこで価格設定に関する、いくつかの基本的な考え方を押さえます。無理して赤字にするほど安くする意味はまったくありません。かといって、コストを積み上げて利益を上乗せしただけでは、競合と比べて割高と取られる恐れもあります。価値と価格のバランスをみるバリューラインの考え方を押さえておきましょう。日時 11月25日(火)AM7:15~8:15 講師 竹林篤実 場所 share KARASUMA -
第7回 売場=お客様が買いやすい場所は
どこに商品があれば、お客さまにとって便利なのか。ネット活用も踏まえて考えます。いくら素晴らしい商品だとしても、お客様が買いやすい場所で目に止まらなければ、手にとってもらえることさえありません。パッケージデザインの重要性、売場作りの考え方からインターネットの活用も含め、商品を確実にお客様に届ける方法を考えましょう。日時 12月2日(火)AM7:15~8:15 講師 竹林篤実 場所 share KARASUMA -
第8回 販促=お客様に知ってもらうために
従来の販促ツールに加えて、インターネットを活用したプロモーションの手法を習得します。注意したいのは、販促=広告と短絡的に捉えないこと。コストパフォーマンスの最も高い販促は、実は自社製品を活用したサンプリングだったりします。ソーシャルネットワークを活用した口コミの起こし方も含めて、新しい販促手法に触れてみましょう。日時 12月9日(火)AM7:15~8:15 講師 竹林篤実 場所 share KARASUMA
講師紹介
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竹林篤実(たけばやし あつみ)
コミュニケーション研究所代表 理系ライターズ・チームパスカル主宰
BtoBマーケティングの企画・開発に携わる中で培ったノウハウを『インタビュー式営業術』(ソシム社)にまとめる。他にマーケ関係の著書2冊、近著は『医療ビッグデータがもたらす社会変革(編集)』(日経BP社)。
講座概要
講座名 | 流れで捉えるマーケティング講座 |
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開講回数 | 全8回 |
募集期間 | 2014年9月9日(火) 〜 10月13日(月) |
日程 | 2014年10月21日(火)~12月9日(火)毎週火曜日 |
参加費 | 43,000円(税・教材費込) |
定員 | 20名 |
持ち物 | 筆記用具 |
場所 | share KARASUMA (第八長谷ビル 3F) |
お問合せ | info@asageiko.jp |