「朝坐禅のススメ」から“京都朝げいこ”がスタートしました
おはようございます。スタッフの稲葉です。
本日、いよいよ「京都朝げいこ」がスタートしました。
まず最初の稽古は「朝坐禅のススメ」から。
本当に第一回目の開催ということで、運営スタッフもまず始まるまでの準備に緊張しながら
6時50分に今回の稽古場である「むろまちアートコート」に集合。7時の開場と共に本日の講師、退蔵院副住職の松山さんも来られてから、一気に会場づくりを済ませました。
その時にはすでに参加予定の18名のみなさんは朝早くにもかかわらずすでに準備万端。
「京都朝げいこ」からのあいさつもそこそこに松井副住職のお話から始まりました。
なぜ坐禅をするようになったのか。坐禅はまず呼吸と姿勢を整えることによってはじまり、
それが坐禅の技術とのこと。坐禅にも技術ってあるんですね。
手の組み方などもいくつかのパタンがあり、今回は手と手を組むかたちでしたが、
皆さんご存知、一休さんの指で輪を作って膝に置くかたちもあるようです。
他にも、昔は時計がなかったから線香をその代わりにしたことが今でも
続いていることなど、坐禅を始める前の入門者のみなさんの腹にしっかり落としてもらう
お話から、いよいよ坐禅スタートです。
坐禅と言えばやはり背中を叩かれて痛いんじゃないかというイメージですが、
参加者の方に終了後聞いてみると…痛いようです。やはり。
でもこれについても単純に叩くだけではなくちゃんと意味があるんですね。
修行僧たちがしっかり修行を遂行させるために、眠らなくて済むように言わば
「愛のムチ」というところからはじまったのがこのかたち。ということで、
叩き叩かれる前にはお互いしっかり合掌してからはじめます。
今回は初めてということもあり、座禅の時間は約20分ほど。とはいえ普段取らない
姿勢に足をしびらせていた方も何人かおられましたね。
ということで、講師の松山副住職はじめ参加者のみなさん、朝早くからお疲れ様でした。
これから全8回のこの稽古ですが、最後にはみなさんどうなっているのかとても楽しみです!
次回の京都朝げいこは今週金曜日の「朝ヨガ」です。こちらも一週間の疲れやストレスをしっかりマネジメントしてリフレッシュできそうです。