朝坐禅のススメ レポート!

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朝坐禅の第二回目は、妙心寺 天祥院の増田住職にご担当頂きました。あいさつも早々に、早速の坐禅が行われました。10分の坐禅を2セット。最初は警策のバシーッ!はなく、ゆっくりと気持ちよく朝の時間が流れて行きました。

後半の10分は住職が警策を持って、歩きはじめちょっと緊張した雰囲気。皆さん、自ら手を合わせて、住職に警策で喝をお願いなさっていました。

坐禅後の法話ではテーマ「考える力」について。

般若心経の最初「摩訶般若波羅蜜多」に付いての解説、一般的な「知恵」と仏語の「智慧」の違いについてのお話を頂きました。

僕が一番印象に残っているのは、自分の心の壁の話。(僕の解釈 では)多くの人は自分と相手の境界を持っていて、「私」と「あなた」の間に壁を持っています。

この壁がある事で自分のやり方、価値観に執着したり、相 手への思いやりが持てなくなったり、軋轢の原因になったり、あまり良い事は無いそう。だから、心の壁をあえて取り払い「私はあなた」「あなたは 私」と思えるようになると、心がすっと楽になり相手の事も思いやれるようになる、、、というお話だったと思います。

坐禅の上手な方法に付いてもアドバイス♪一般的には何も考えず無念無想で呼吸に意識を向けて、、、といいます。

ですが、忙しい毎日の中で、坐禅のように一日の中でまとまった時間を設けてゆっくり自分と向き合うことは、なかなか無い。無念無想に固執せず「今日の予定」等、一つのテーマを思想するのも良いのではないか、、、。と住職はおっしゃっていました。

今回は坐禅に参加せず、端から俯瞰させて頂きましたが、気付きが多く実りの多い朝のおけいこでしたo(^^)o

岩松

2011年11月07日
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